若い頃は常に金欠でして、本やCDを買っては、しばらくして中古屋さんに売っていました。自転車操業のような感じですね・・・。でも本やCDって大してお金にならないんですよね。長い間買い続けて全部で30冊以上になった『美味しんぼ』も「えー、これだけ」って値段にしかなりませんでした。
ある時、本当にお金に困りまして。財布をみたら札は一枚も無い。小銭もほとんど無くてほとほと困り果てました。「どうしよう」と途方に暮れていたら、ふと良いアイデアが浮かびました。
札の入ってない財布は意味がない。だったらこの財布を売ってしまえばいいじゃないか。
というわけで早速家の近くの質屋さんに向い、某高級ブランドの財布を査定してもらいました。泣く子も黙る高級ブランドではあるものの、正規店で買ったわけでなく、友達から現物のみを買い取ったものでした。
心の片隅に「本物なのかな?」という疑問もありましたが、ひとまず質屋のカウンターに出してみたところ、幸いにも本物だったようで、買い取ってもらいました。金額は想像してたよりも少し高くて驚きました。
「質屋って結構良いな」
そう思いながら帰路につきましたが、そこで得たお金はすぐに無くなってしまったとさ・・・。
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